- Home
- ざっくり学ぶ囲碁講座, 代表ブログ
- 肩ツキは3手セットで考える【囲碁】
肩ツキは3手セットで考える【囲碁】
- 2024/11/28
- ざっくり学ぶ囲碁講座, 代表ブログ
オンラインサロン向け講座
こんにちは。囲碁アマ五段・DecoBocoの井桁です。
11月27日(水)に、私が運営しているオンライン囲碁サロン「かけつぎ」にて「オンライン囲碁講座〜右肩と左肩どちらをつく?」を開講しました。
相手の模様を消すのに有効な「肩ツキ」に焦点を当て、どのように打てば有効打になるかを伝えました。
肩ツキはそこが急所になることは知っているけど、その後の進行をなかなかイメージできないという人が多い分野です。
敵陣深く入る「打ち込み」と異なり、相手に陣地は作られるので、それがなぜ得なのか実感が湧かない人もいることでしょう。
今回の講座では肩ツキの基本定石をまず紹介し、3つのテーマ図をもとに効果を考えていただきました。
肩をつくといっても下図のように2ヶ所あるので、その使い分けのポイントも話しました。
この左右の判断を誤ると、効果がまるで変わります。
肩ツキの定石はいくつかありますが、私としては以下の手順を一番の基本図と捉えておくことをおすすめします。
白2で下辺にハッてくるなら以下の通り。
この進行を覚えておけば、色々な場面で役立てられるでしょう。
また黒7まで読むのが難しい方は、黒1〜3までの3手セットまで覚えましょう。
まず自分が肩をつく、相手が対応する、そしたら自分は一間にトブ。
黒3まで打てれば、消しの効果を十分発揮できているので、それをイメージしてから左右どちらに打つかを決めるといいでしょう。
「肩ツキ」は以前YouTubeでも取り上げたことがあるので、興味ある方はぜひご覧になってください。
「かけつぎ」では毎週土曜の夜にオンライン対局会を行っているほか、こうしたオンライン講座も月2回行っています。
参加者の棋力も幅広くいますので、同じくらいの人と打ちたい方や、講師に囲碁を教えてもらいたいという方はぜひご利用ください。
体験参加も無料でできますよ!
*「かけつぎ」の詳細はこちらから