囲碁を教える上で意識していること
- 2024/6/17
- コミュニケーション
囲碁を教える上で意識していること
皆さんこんにちは。
DecoBoco合同会社の井桁です。
私は2015年から囲碁を教える仕事を始めました。
少人数制の教室やレッスンを主に提供してきたため、生徒一人ひとりと近い距離で接してきたと思います。
子供からご年配の方まで年代も幅広く、またレベル感も様々で、囲碁に初めて触れる方もいれば、もっとステップアップしたい方もいます。
実力や状況によって教える内容は異なりますが、教える上で常に意識していることが1つあります。
まず相手の話を聞く
それは相手の話を聞くことです。
「教える」というと講師が話す姿をイメージしますが、それよりも相手に耳を傾けることが大切だと思っています。
相手のことを聞くのは、具体的な学習プランを立てる前です。
得意や不得意なこと、囲碁のどんな時が楽しいと思うかなど様々な角度から把握します。
ここを意識することで、相手の今知りたいことや、その人に適した伝え方を把握できるようになります。
その人に向けてアレンジした指導ができるようになれば、より充実した時間をお渡しできるでしょう。
話を聞かないまま始めると、どうしても講師の視点だけでの指導になります。
生徒の意見が入ってないので、時にはその人が学びたいこととズレが生じるかもしれません。
もちろん生徒は「先生が言うことよりも、別のことを学びたい」とは言いづらいので、もどかしさを感じながら過ごすことになってしまいます。
囲碁を教える目的は、その人に囲碁をもっと楽しんでもらうことです。
そのためにまずは相手の話を聞く。
そうして集めた声をもとに学習プランを立てることで、より楽しい時間を実現できるでしょう。