
新しいことを始める時期
こんにちは。DecoBoco代表の井桁です。
この時期になると、新しいことを始めたくなる方も多いと思います。
私が行っている囲碁レッスンにも、先日新しく申込いただきました。ありがとうございます。
囲碁はすぐに強くなれるわけではありません。
対局するだけでなく、本や動画でも学び、インプットとアウトプットを習慣にできてようやく棋力アップできます。
上達するには地道な取り組みが求められるので、生徒さんには盤上の打ち方だけでなく、勉強を習慣化させる方法もお伝えしています。
「やめたくならない」状態をつくる
習慣化のポイントは“すぐに成果を求めないこと” そして “とにかく小さく始めること” です。
新しいことを始めたばかりの頃は、やる気に満ちています。
すると「毎日50問解く」とか「毎日3局打つ」といった、大きな取り組みをしたくなるものです。
ただこうした大きな取り組みは長続きしません。
新しいことは刺激が強いので、思っているより身体に負担がかかるんですよね。
最初は気合いで乗り越えられたとしても、ちょっと疲れた日には「今日はいいか」となってしまうものです。
そして一度止まると再開するのが億劫になります。
あれだけやる気があったのに、気づけば止めていたという経験は誰しもあると思います。
「小さなステップ」を心がけよう
私は趣味でジョギングと英語に取り組んでいますが、どちらも「これなら続けられる」と思えるくらい小さなステップから始めました。
ジョギングなら「週1で15分だけ」、英語なら「英語YouTubeを毎日5分見る」です。
囲碁の問題集を習慣にしようとしていた頃は、「山手線に乗っている時だけ解く」というルールで取り組みました。
「1駅1問」を掲げ、それ以上はペースを上げませんでした。
当時は6駅ほど毎日乗っていたので往復で12問。週5日で60問を解いていました。その他の路線に乗っている時は一切やりませんでした。
「それだけ?」と思ってしまうくらいがちょうどいいと思います。
成果はあとからついてくる
小さくても毎日続けていると、自然ともっとやりたくなる時がきます。
上記の問題集についても、だんだん慣れてきた頃に、他の路線に乗っている時も取り組めるようになりました。そしてそうやって無理なく取り組む量を増やせたことで、今の実力まで上げることができました。
最初のうちは成果を出すためではなくて、続けるためにやる。
このマインドで取り組んでいきましょう。成果はあとからついてきますよ。
ちなみに4月からは、英語で新しいことを始めます。
英語YouTubeを毎日10分見ることを習慣化できたので、次は英語で書かれた本を読もうと思います。
まずは電車に乗っている時だけ読むつもりです。レベルもやさしい物を選びました。
皆さんもぜひ小さなステップで始めてみてください。