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隔週刊『DecoBoco通信』(2025年9月25日号)
- 2025/9/25
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『DecoBoco通信』(2025年9月25日号)
近況報告
こんにちは。DecoBocoの井桁です。
9月15日はつるりん杯に出場してきました。
私は昨年と同じく、大学囲碁サークル時代の先輩後輩とチームを組みました。
結果はハンデ戦Aクラスで3勝1敗でした。同成績が複数おり、個人の勝ち星数によって順位が決められ私たちは4位でした。あと1つ誰かが勝っていれば入賞だったのですが・・。
そして私個人の成績は五段で登録して2勝2敗。
午前に連敗して落ち込みましたが、午後は流れを変えることができて安心しました。ただあと1勝したかったなぁ。
今回の棋譜
日本棋院で行われた『つるりん杯』での棋譜を載せます。
相手は五段の方で、私が白番・互先での対局でした。
途中、シチョウが良いと思って逃げ出したのですが、なんとそれを起点に黒に厚みを築かれてしまいました。こんな展開もあるんですね。
分岐点での参考図とコメントをいくつか載せています。
おすすめ動画
最新から過去のものまで、YouTubeで公開している動画を紹介します。
今回のテーマは「小目の定石への後々の狙い」です。
小目の定石の一つを打ったあとで狙える急所を紹介しています。
定石後の狙いも学ぶことで、中盤が打ちやすくなったり、定石そのものへの理解が深まるでしょう。
コラム:詰碁の成果が出るまでの期間
先日、スマホアプリの『囲碁クエスト』で棋力を示すレーティング数値の最高点を出しました。
13路盤で2100点超え。アプリ内では五段に当たります。
囲碁クエはリリース当時から遊んでいるので、もう10年ほど打っているでしょう。
しかしこれまでの最高レートは2070点ほどでした。連勝すれば強い人と当たりやすくなるので、そこから30点をどうしても上げられなかったのです。2100になった時はさすがに手が震えていました(笑)
こうして達成できた要因には、最近詰碁をたくさん解いていたことが考えられます。
子ども教室が6月から本格的に始動し、そこで生徒たちに詰碁を解くよう伝えているので、ならば自分もとたくさん解き始めたのです。
すぐに成果が出るわけではないとわかっているので、ひたすらコツコツ続けてきました。
そうして3ヶ月が経ち、やっと囲碁クエのレーティングに表れたのだと思います。
詰碁を解くことは囲碁の代表的な勉強法です。
日頃取り組んでいる方も多いことでしょう。
それが成果につながるまでには、3ヶ月ほどは見込んでいる必要があるのだと思います。
今回だけでなく、これまでの自分の上達過程を振り返っても、同様のことが言えたというのが体感です。
ちなみに私が取り組んだのは、日本棋院が出している『基本死活虎の巻』です。
けっこう難しめの問題が多いので、棋力は二、三段以上の方におすすめします。
実戦でよく出てくる形が多いので、覚えられればいろいろな場面で役立つことでしょう。
お知らせ
井桁のYouTubeチャンネルで新企画を始めます。
現在編集中ですので、公開をお楽しみに!
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
(次回は10月9日に更新予定です)