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- ジャパングリッシュ上等!英会話の発音について思ったこと
英会話の発音について
皆さんこんにちは。
DecoBocoの井桁です。
ここ1年ほど英語を学んでいます。
学ぶといってもTOEICなどを受験するためではなく、英会話力を高めることが目的です。
今は週1で対面の英会話レッスンに通ったり、家事をしている時に何かしらのYouTubeチャンネルを見聞きしています。
学び始めたきっかけは、フランス人の生徒さんに囲碁を教え始めたことです。
隔週でオンラインレッスンすることになり、それを英語でやることになったのです。
これまで様々な英語コンテンツに触れてきたのですが、最近になって英語の発音について思ったことがあったので、こちらでまとめます。
カタカナ英語でも良い
それは「ジャパングリッシュでも良いのだ!」ということです。ジャパニーズのイングリッシュ・略してジャパングリッシュです。カタカナ英語とも言えますね。
英語を学び始めた頃、会話力を上げるには、文法やリスニングだけでなく、発音もネイティブのようにならなければいけないのだと思っていました。
トマトではなくトメイトウ、ウォーターではなくワラーみたいなやつです。
こう思った背景には、「日本人の英語はカタカナ英語である」という指摘をどこかで見たから。
皆さんもなんとなく見聞きしたことがあるでしょう。
ただでさえ単語がスラスラ出てこないのに、発音まで意識しなければいけないのか。
なんだか道のりがとても長く感じ、正直億劫になったのを覚えています。
海外の人の英語
ただ上記の通り、最近になって「ジャパングリッシュでもぜんぜんいいのでは?」と思うようになりました。
きっかけは「ポケモンカード」の海外大会の配信でした。
私はポケカを趣味としているのもあって、そうした配信をYouTubeでよく見ます。
選手の対戦を実況スタッフが解説していたり、対戦後には勝利者インタビューを通じて、どういうことを考えていたのかなど聞くことができます。
会話はもちろん英語です。日本語への翻訳は一切ありませんが、使用するカードが同じなので観戦を十分に楽しめます。
大会は世界各国で開催されており、さまざまな地域の英語を聞くことができます。そしてある時、みんな人それぞれの英語を話していることに気づいたのです。
ドイツならドイツ、ブラジルならブラジル、アメリカならアメリカ。同じ英語でも、イントネーションやアクセントが異なっていたのでした。
当たり前のことなのですが、これが私にとってはとても新鮮なものとして映りました。
発音が完璧でなくてもコミュニケーションは取れる
ここが大切なのですが、発音が違っても、みんな問題なくコミュニケーションを取れているのです。
「ポケカの大会でこういう単語を言ってるのだから、こういう意味なのだろう」と無意識に推測できるのだと思います。
ポケカ以外でも同じことがありました。
私が囲碁を教えているフランス人の方も、フランス語っぽい英語を話していたのです。
例えば”renne”というスペルの発音。
英語なら「レンヌ」になりますが、フランス語では「へンヌ」になります。
フランス語と英語とで”r”の発音が異なるから起きることですが、彼はこうした英語を時々話すのです。
ただこれも会話するうえで大きな問題ではなりません。
最初は意味が分からなくても、何度か聞き直せば互いに理解できますから。
日本と比べてフランスの方は普段から英語によく接するわけで、そういう人ですら独特な発音を持っているのなら、自分もジャパングリッシュであっていいのだと思えるようになりました。
相手に伝わることが大切
ジャパングリッシュに対して抱いていた一種の引け目は、「こうあらねばならない」と思い込んでいたことが原因です。
受験勉強のような英語なら正解を求めなければなりませんが、英会話はコミュニケーションです。相手に理解してもらえるなら、別に100点満点のことを言おうとしなくていいんですよね。
もちろんネイティブに近ければ理想ですが、必要以上にそう思い込む必要はない。今の自分がスムーズにできる発音でいいのだと思います。
ジャパングリッシュ上等!
それくらいでいた方が気楽に英語を話せますし、それが積み重なっていけば発音も自然と良くなるはずです。
自分も引き続きジャパングリッシュで学んでいこうと思います。
※冒頭の写真は「ゆめタウン」というショッピングモールにて