囲碁アマ五段の自戦記1
- 2024/8/26
- 井桁の自戦記
囲碁アマ五段の自戦記
こんにちは。DecoBocoの井桁です。
今回は私自身の囲碁について書いていきます。
ネット碁五段に復帰
最近、東洋囲碁を再開したのですが、とても調子良く打てています。
これまでは四段と五段を行ったりきたり実力でした。
四段では勝ち越せるけど、五段に上がるとすぐに降格してしまうのです。
昨年5月にも五段に上がってすぐ降格してしまいました。
それからしばらくはネット碁から離れていたのですが、今年7月に再開したところ、以前よりも安定して勝てるようになりました。
まず四段戦で途中8連勝!一気に五段に復帰できました。
そしてなんと五段戦でも今のところ5勝1敗。
ここまで勝ち星が先行するのは初めてなので、とても楽しく対局できています。
棋譜紹介
せっかくなので最近の棋譜を一つ紹介します。
以下URLをクリックすると、100手ほど記録した棋譜に飛びます。
私が白番です。
碁盤下の矢印を押すと盤面を進められます。
【東洋囲碁・五段戦】
井桁:白番10目半勝ち
*棋譜はこちらをクリック
途中で表示される[2]という数字は、私が作成した変化図です。
数字を押してから矢印を押すと、その変化図を進められます。
実戦に戻りたい時は分岐のところまで矢印で戻り、[1]を押すとそのまま進みます。
ネット碁五段の打ち方が気になるという方はぜひ並べてみてください。
以前との違い
この前に五段に上がれたのは2023年5月頃でした。
その時は10勝15敗で四段に降格。常に負けが先行していたので、実力が伴ってなかったのだと思います。
ではその時と今とでは何が違うのか。
自分なりに感じていることを書いていきます。
強くなれた点
一言ではまとめられませんが、強いて挙げるなら利かしの感覚が向上したのが大きいと思っています。
相手を利かした時点で得と捉え、その周辺には執着せずに打てるようになりました。
また形の急所が分かるようになったと思います。
おかげで以前よりも効率的に自身を補強できたり、相手の形を崩せるようになりました。
今までなら一手あたり毎回70点を取っていたところ、今は毎回72点になったような変化を感じています。(わずか2点でも大きい!)
これからの改善点
なんとなくまだ相手の味(嫌味)を不用意に消している気がします。
自分より強い人の碁を見ていると、自分ならすぐに打つと思う場所を強い人は保留しているんです。
そしてさらに良い狙いが発生した瞬間に、逃さず石を置いていく。
強くなれた点の裏返しですが、形の急所だからといってすぐに打つのかというとそうではない。
この辺のバランスをどう取っていくかはとても難しいですが、不用意な味消しを減らしていければ必ずもう一段上がれると感じています。
強い人と打つ機会を増やしたり、手筋の問題集を解くなどして感覚を磨いていきたいです。
今後も一局集中!
今回は自分の囲碁の近況について簡単にまとめました。
ネット碁五段は皆さん強いので、その中で勝ち越せているのは自信になっています。
一局一局を大切にして、この調子を維持していきたいです。
このブログでは主に級位者の方に向けて役立つ打ち方を紹介していますが、こうした自戦記もたまには書いていこうと思います。
いっしょに囲碁を楽しみましょう!