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『DecoBoco通信』(2025年11月6日号)
- 2025/11/6
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『DecoBoco通信』(2025年11月6日号)
近況報告
こんにちは。DecoBocoの井桁です。
11月5日に日本棋院が「囲碁シル」というアプリを新しくリリースしました。
*囲碁シル
以前リリースした『囲碁であそぼ』は完全に初心者向けでしたが、そこからさらに続けたい人向けのレベル感のようです。
もちろん初心者も楽しめるということで、どんな感じなのか楽しみですね。
今回の棋譜
今回は本因坊秀策の棋譜を紹介します。
秀策の棋譜の中で特に好きな一局です。漫画『ヒカルの碁』でも使われました。(白番が秀策)
石の流れや形がとてもきれいなので、ぜひ一度碁盤に並べてみてください。(96手目まで)
おすすめ動画
今回の動画は【イゲまるラジオ】私たちの趣味について vol.4です。
井桁とまるの趣味について話しています。囲碁以外にもこういうことを楽しんでいます。
コラム:勝てない時期の過ごし方
級位者の方から「最近囲碁がなかなか勝てないのだけど、井桁さんはこういう時期をどう乗り越えてきましたか?」と質問がありました。
囲碁は不思議で、よく勝つ時期もあれば、なぜか負けてばかりの時期もあります。
負ける時期はなかなかつらいもので、それまでと変わらず勉強しているのになぜか負けてしまうんですよね。ダメヅマリに気づかなかったり、焦って打って自滅してしまうなど悪循環に陥ることも。
こうした勝てない時期をどう過ごすか。
自分の経験を振り返ってみると、ポイントが2つあると思います。
まずは普段の勉強を止めないことです。
たとえ勝てなくとも、昨日の自分よりは前進したのだと思える状態に身を置きましょう。相手とではなく自分との勝負に勝てばOKです。
勉強を一度やめて気分転換するのも一つの考えだとは思いますが、自分は継続していたほうが性に合っていました。
もう1つは負けの傾向を振り返り、そこを強く意識して打つこと。
終盤にミスが多いなら、これまで以上に終盤に気を配りましょう。
時間制限がある対局なら、終盤に時間を取っておくこともひとつの対策になります。
中盤で石が競り合うと負けてしまうのであれば、石の形を学んだり、手筋の問題を解くのがおすすめです。
直面している課題を分析し、そこに集中して学んでみてください。
勝ち負けが偏る時期は誰にでもあります。
今勝てない分、よく勝つ時期も同じように来ますから、できることにじっくり取り組みながらその時を待ちましょう。
お知らせ
YouTubeにて『イゲまるラジオ』を新しく始めました!
囲碁クリエイターのまるさんと、囲碁や近況などあれこれ話していきます。(週1更新)

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『DecoBoco通信』へのご感想やご質問などありましたら、以下の問い合わせフォームから気軽にご連絡ください。
*問い合わせフォーム
ここまで読んでいただきありがとうございました!
(次回は11月20日に更新予定です)






































