「一力遼おめでとうの会」に参加しました

19年ぶりの世界一!

こんにちは。囲碁アマ五段・DecoBocoの井桁です。

9月29日に日本棋院で開催された、「一力遼 世界一おめでとうの会」に参加しました。

4年に一度の国際大会「応氏杯 世界選手権」を優勝した、一力遼九段をお祝いする会で、一般参加もできるイベントでした。

囲碁では国際大会がたくさんあるのですが、日本棋士が優勝するのは19年ぶりの快挙でした。
現在は中国と韓国がとても強く、日本は3番手に位置してます。中韓ともに選手層が厚く、日本勢はベスト4に上がれれば良い結果だったと言われるくらいの力関係になっています。

そんな中での優勝ということで、本当に囲碁ファンは大盛りあがりでした。
決勝戦は先に3局勝った方が優勝の5番勝負。相手は中国のトップ棋士・謝科九段でしたが、一力さんは3勝0敗のストレートで優勝を決めたのでした。

私が囲碁を始めたのが15年前。
その頃から中韓にはなかなか勝てない状況が続いていたので、こういったタイミングに立ち会えてとてもよかったです。

イベントの様子

一力さんの師匠である宋光復九段のあいさつから始まりました。
子どもの頃のやりとりを振り返りながらお祝いを伝えていたのですが、言葉に想いが込められているのが伝わってきて、開始早々じーんとしました。

またサントリーホールディングス様が協賛となっており、参加者にはビールやドリンクが配布されました。
それを持って全員で乾杯できました。

その後は決勝3局の生解説や、賞品がもらえるじゃんけん大会などがあり、2時間たっぷりと楽しみました。

最後は一力さんや参加した棋士が出口前に立って、全員とハイタッチしながら退場できる演出がありました。
一力さんとハイタッチするってなかなかできないことなので、とても興奮しました。

司会のお二人もすごかった

今回は司会進行を平田智也七段星合志保四段が努めました。
平田さんは子どもの頃から一力さんと共に学んでいた兄弟子で、星合さんは中学時代にクラスが一緒だったそうです。

お二人の司会は本当にすばらしかったです!
全体の進行がスムーズだったのはもちろんのこと、催しの合間も時間をつなぐトークをしてくれて、参加者が退屈になることがありませんでした。

こうしたお祝い行事は参加者も硬くなってしまうと思うのですが、うまく参加者を巻き込んで、会場の空気を和らげていました。200名以上がいる中で、本当にすごいことだと思います。
お二人ともありがとうございました。

GOMARU様ありがとう

今回のイベントは株式会社GOMARU様によって運営されていました。
一力さんや平田さんを輩出した洪道場の師範・洪清泉四段が代表を努めている会社で、そちらのスタッフの皆さまが各準備をされていました。

優勝が決まってすぐにイベント準備に取り掛かったと思うので、いろいろと大変なことも多かったでしょう。皆さま改めてありがとうございました。とても良い時間を過ごせました。

簡単ではありますが「一力遼 世界一おめでとう会」の振り返りをさせていただきました。
一力さん、これからも応援しています!

井桁健太DecoBoco合同会社 代表

投稿者プロフィール

DecoBoco合同会社 代表社員/33歳
囲碁アマ五段・講師歴:10年

個人レッスンやオンライン囲碁サロンの運営などを通じ、初心者から経験者まで幅広く囲碁を教えている。
YouTube「井桁健太の囲碁チャンネル」でも講座動画などを多数載せています。登録者は3700名を突破(2024年7月時点)。

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