『DecoBoco通信』（2025年10月9日号）

目次（項目をクリックでジャンプ）

近況報告

こんにちは。DecoBocoの井桁です。
今週末は神奈川県平塚市で行われる「湘南ひらつか囲碁まつり」に参加してきます。
昭和の大棋士・木谷實九段が道場を構えられたことで縁のイベントで、道場出身の方を含めた棋士が多数参加します。

目玉企画はプロ棋士による1000面打ち指導碁。棋士ひとりが6,7名と対局します。
私も指導碁のチケットを購入しました。どの棋士と打てるかはその時までわかりませんが、どなたが相手でも3子局で打てればと。
その棋譜は次号の『DecoBoco通信』で紹介します！

今回の棋譜

日本棋院で行われた『つるりん杯』での棋譜を載せます。
相手は六段の方で、私が黒番・定先での対局でした。
37手目でうっかりミスをしてしまい、序盤から打ちづらくしてしまいました。六段相手にこうしたミスはいけませんね。その後も押し切られてしまいました。
分岐点での参考図とコメントをいくつか載せています。

コラム：「こんな感じで見ています」

先日、囲碁の生徒さんからお菓子が届きました。
事前に何かあったわけでもなく、突然届いたのでとても驚きました。

理由を尋ねたところ、私のYouTube動画がとても勉強になったのでそのお礼をと思いましてとのことでした。
動画内で取り上げた参考図や、ポイントとした考え方などをノートに書き写して学んでいるのだそうです。
以前から動画を見ていただいてるのは知っていましたが、まさかそれほどとは思いませんでした。本当にありがとうございます。

動画を作る際、アイデアのきっかけとなるのはいつも生徒さんとのやりとりです。
指導碁中におもしろい手筋が出てきた時だったり、何気ない質問をいただいた時だったり、「それを動画にしたら、たくさんの人の役に立つだろう」と思って、動画にまとめているのです。

特に実戦でよく出る形などは、それだけ再生数も伸びます。
また生徒さんにとっても復習になりますから、一石二鳥の動画を作ることができています。

今や囲碁のYouTube動画はたくさんありますが、みなさんはどのように見ていますか。
碁盤に並べながら見ている、通勤時間の電車内で見ている、自宅でお酒を飲みながら見ているなど、いろいろな方がいると思います。

もし配信者の人と会う機会があったら、ぜひ「こんな感じで見ています」と伝えてあげてください。

今回の一言をきっかけに、私も動画づくりを一層がんばろうと思いました。