ブログとXをどう使い分けるか
- 2025/4/9
- マーケティング

どちらも文章による発信ですが・・
こんにちは。DecoBocoの井桁です。
ブログとXは情報発信するにあたって有効ですが、それらを使い分けることでより効果的に発信することができます。
それぞれの特徴を整理し、使い分け方を具体的に捉えましょう。
特徴と活用例
まずそれぞれの特徴を整理します。
ブログ
・1つの記事で情報をしっかりと伝えられる
・検索エンジンに残りやすく、時間が経っても見られる
・ブランド構築やファン化に強い
私たちは日々膨大な情報に触れています。
ただそれらすべてが良質なものではありません。中には情報を見つけにくいWebサイトや、悪質なものもたくさんあります。
そうした実態があるため、役立つ記事を書くことができれば、それは仕事をするうえで大きな武器・財産になります。
ブログは文字数の制限はないため、1記事に多くの情報を載せることができます。またカテゴリや日別で整理できるので、他の記事も併せて見つけてもらいやすいのが特徴です。
そうしてアクセス数を増やしていくことで、検索エンジンの上位にも表示されやすくなります。
当社のページは「囲碁 棋譜並べ」といった、勉強法に関する検索をした方によく表示されているようです。
そうした人が増えることで、中には自社サービスにも興味を持っていただくことも。
ブログを読んだ方からレッスンを申込いただいたこともあり、ブランド構築にも役立ちます。
X
・気軽に発信できる
・拡散されやすく、話題になりやすい
・フォロワーとリアルタイムに交流できる
Xはブログと反対の位置にあるツールです。
ブログに書くほどではない、ちょっとした気付きや報告、イベントの案内などに向いています。
アカウントをもっているユーザーがとても多く、直接つながっていない人にも情報を届けることができます。
ただしその分、情報が流れるスピードがとても早く、一過性の発信であることに注意が必要です。
文字数もありますので、ブログのように情報がまとまった発信をすることは困難です。リプライに続けて投稿はできますが、そもそもXを見ている人がそうした長文を求めてないので、同じくすぐに流れてしまうでしょう。
(反対にブログを読んでいる人は長文を厭わない)
両方運用しよう
ブログとXはどちらも強みを持っています。私の周りで片方だけを運用している人を見かけますが、それだけではバランスの取れた発信になりづらいので、両方運用することをおすすめします。
使い分けのイメージは以下の通り。
・ブログで深い情報を書いたらXで広く伝える(シェア)
・Xで反応が良かった投稿をブログにまとめる
・Xで関係構築してブログで信頼を深めていく
強みを活かして効果的な発信を
ブログを書いて、次にXでシェアするという流れで使っている人は多いと思いますが、反対にまずXで投稿し、反応が良かったものをブログにまとめてみるのも有効です。
ブログを書く上で記事のネタが思い浮かばないことがよくあります。
またせっかく長文を書くなら、より多くの人の参考になると推測できるものにしたい。
そうした時に先にXに投稿することで、どれくらいの反応があるのかイメージしやすくなり、ブログに専念できます。
後で参考になる人もたくさんいることでしょう。
少し前に更新した【囲碁が強くなるポイントは「切り」にあり】という記事も、Xで投稿した後にブログにまとめました。
軽い気持ちで投稿したのですが、思ったより反応いただけたのでブログにも書きました。
相手のダメが詰まってる時に、先が読めなくても切りを打つ。すると色んな手筋と出会える。
反対に外からハネてノバしてしまうと、そうした手筋が消える。 pic.twitter.com/pXGSVbNiIj— 井桁健太/Igeta Kenta (@syudengahayai) April 5, 2025
それぞれの強みを理解して使い分け、発信の効果を高めていきましょう。