囲碁のルールを覚えよう(5)〜死んでいる石の扱い方〜

こんにちは。
囲碁アマ五段・DecoBocoの井桁です。

前回の記事では、4つ目のルールとして「ゲームの終わり方」を解説しました。
*(その4)を読む

今回は5つ目として、死んでいる石の扱い方を紹介します。
死んでいる石とは、相手の陣地の中にいて、且つもう逃げられない石のことを指します。逃げてもいずれ取られてしまうとも言えます。

動画の前にこちらで解説します。
相手の死んでいる石が自陣にいる場合、ゲームが終わった時に、それらを自動で取り上げることができます。対局中にわざわざ囲って取りにいく必要がないのです。
具体例を動画で紹介していきます。

井桁
井桁
死んでいる石として自動で取り上げるのが、もっとも効率の良い取り方です。

対局中に自分の石がもう逃げられないと思ったら、それは死んでいるのだと判断して別の場所に打ちましょう。
死んでいる石を逃げ続けても、取られる数を増やしてしまうだけなので。

これも慣れていけば判別できるようになります。
今はあまりピンと来なくても心配しないでくださいね。

次回は「コウ」というルールを説明します。
対局でいつも発生するわけではありませんが、これも最初に覚えるルールとして伝えますね。

デイビー
デイビー
死んでいるかどうかもだんだん見分けがつくよ。何度も対局してみてね!

井桁健太DecoBoco合同会社 代表

投稿者プロフィール

DecoBoco合同会社 代表社員/33歳
囲碁アマ五段・講師歴:10年

個人レッスンやオンライン囲碁サロンの運営などを通じ、初心者から経験者まで幅広く囲碁を教えている。
YouTube「井桁健太の囲碁チャンネル」でも講座動画などを多数載せています。登録者は4200名を突破(2024年11月時点)。

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