【講師業向け】YouTube動画のネタ切れの解決法
- 2025/4/30
- YouTube

ネタ探しに困っている講師へ
こんにちは。DecoBocoの井桁です。
YouTubeでの発信を始めてから4年ほど経ちました。
ありがたいことに5000人の方から登録いただいてます。
*井桁健太の囲碁チャンネル
ただ正直なところ、これまでネタに困ることが何度もありました。
発信し始めた時期や、良いテーマが思いついた時はささっと動画を作れるのですが、それが尽きてしまったのです。
「次に何を出したらいいのだろう」と悩んでしまい、動画更新が数ヶ月止まってしまったこともありました。
YouTubeは継続した発信があってこそ、その効果をより発揮できます。
※YouTubeの仕組み的にも良いはず。
ネタに困った時に意識していたポイントがありますので、こちらの記事で紹介します。
私と同じく、何かしらの講師業をされている方にとって特に参考になるかと思います。
ネタに困った理由
なぜネタに困ったのかというと、万人受けするテーマを取り上げようと思いすぎたことが原因でした。
私は囲碁を題材に、初心者〜中級者くらいの方に向けた動画を作っています。
それくらいのレベルの方に向けた指導経験こそ、私の強みだからです。
私は多くの方にレッスン等をしてきた経験から、自分なりの囲碁の上達論を構築しました。
初心者がある一定のレベル(初段)に至るまでには、こういう順番で考え方や技術を学べばいいという指導論があるのです。
そしてこの指導論を動画にしたら、きっと多くの囲碁ファンにとって役立つだろうと思いました。
私のチャンネルで、「ざっくり学ぶ囲碁講座」というシリーズがそうです。
その分野の考え方と、具体的な解説とでだいたい1本15分〜20分にまとめています。
シリーズの根幹となる動画が全部で15本ほどあり、さらにやや細かく枝分かれしたテーマの動画も作りました。
ただこのざっくりシリーズにこだわりすぎた結果、新たなネタがなくなってしまったのです。
幸い、YouTubeを始めてまもなくにもかかわらず、多くの方に見ていただけましたが、今後の更新をどうしようかと思いました。
頻度も減ってしまって、ここで粘れていたらと後悔も残っています。
ではそこからどうネタを生み出していったのかというと、身近な一人にだけ受ける動画を作り始めたのです。
生徒さんの復習動画を作る
ネタが尽きそうだった私は、次に生徒さんへの復習動画を作り始めました。
レッスン中に出てきた良い打ち方や失敗例があったら、その盤面を使った動画にしたのです。
もちろん「〇〇さんへ」といったタイトルにはしませんよ。
あくまで一般に向けた動画ではありますが、「〇〇さんこれで復習してください」という思いを込めました。
上述の通り「ざっくり講座」は上達論の根幹なので、それだけではカバーしきれない枝葉のこともたくさんありました。
それらを生徒さんに向けて一つずつ出し始めたのでした。
そうした動画はどれだけ多くの人に見てもらえるかは不明ですが、身近な生徒さんに役立つ確信だけはありました。
誰か一人でも参考になる人がいればいいくらいの気持ちが、動画を作る上で大切なんだと気づけました。
ちなみにそうした動画は、結果的に全国のどこかにいる、同じ悩みをもった人にも参考になります。
おかげでチャンネルをコツコツと育てることができました。
身近な人の悩みを解決しよう
講師業でYouTubeの発信が続かないという方は、もしかしたら自分の中だけに意識が向きすぎているのかもしれません。
「自分は〜が大切だと思う」「この〇〇が私は役立ったから動画にしよう」といったように、スタートが自分にばかり向いてしまうと、ある日ネタが尽きると思います。
継続的な発信をするために、身近な生徒さんとのやりとりを大切にしましょう。
具体的な技術論でもいいですし、ささいな質問を起点にしても大丈夫です。
「生徒のAさんに役立つ動画とは何か」「Bさんにはこういうのがいいかも」
そうした考えをスタート地点にしましょう。
良いヒントが自然と見つかりますよ。
講師業をされている方で、動画作りに興味ある方がいたらぜひご連絡ください。
私のYouTubeチャンネルも載せておきますので、参考にしていただけたら幸いです。
*井桁健太の囲碁チャンネル