習い事の先生はYouTubeとどう向き合うか
- 2024/9/6
- YouTube
YouTubeをどう捉えるか
2024年9月時点で、私のYouTubeのチャンネル登録者数は4000人ほどです。
*井桁健太の囲碁チャンネル
動画ジャンルは本業に関連した【囲碁】です。
おすすめの打ち方や考え方、自分が読んでよかった囲碁書籍の紹介など、初心者〜基礎力が求められるレベルの方に向けて動画を作ってきました。
習い事の先生業をしている方で、YouTubeでの発信に興味ある方は多いと思います。
またすでに始めていて、これからどう向き合っていくか迷っている方もいるでしょう。
この記事では私の経験を振り返りながら、習い事の先生はYouTubeとどのように向き合うといいのかについて、その考えをまとめます。
伸びない時期の乗り越え方
よほど有名な人を除き、チャンネル運営を始めたばかりの頃は動画を公開してもほとんど見てもらえません。
そのため最初のうちは登録者数や再生数を気にしないほうがいいでしょう。
YouTubeで挫折する人の一番の原因が、YouTubeに対する理想と現実のギャップにあると言われています。
たくさん再生されている人と比較しないよう注意しましょう。
まずは自分の身近な人に向けて動画を作ることをおすすめします。
例えばある生徒さんにレッスンしたら、その人の復習教材となるような内容をネタにするのです。
そして動画ができたらすぐに生徒さんに案内します。
生徒さんには必ず喜んでもらえるので、再生数が伸びずとも作った甲斐があったと感じられます。
YouTubeはどこの誰が見ているのかが分からないので、果たして自分の思いが見ている人に伝わっているのか実感が湧きません。
それだとやる気も維持しづらいので、まずは周囲の人に喜んでもらうことから始めましょう。
そしてその生徒さんが喜ぶということは、同じ境遇や悩みを抱えているどこかの誰かにも必ず喜んでもらえます。
そういった動画をたくさん作っていくことで、知らず知らずのうちにチャンネルが認知されていくのです。
既存の生徒さんにも喜んでもらいながら、新規の生徒さんを獲得することにもつながっていくでしょう。
実際私もそうでした。
参考にしたYouTuber
私は動画を始めたばかりの頃は、YouTubeマスターDさんのチャンネルを参考にしました。
Dさんは始めたばかりの頃の心構えや、1000人までのロードマップなど、YouTubeのあらゆる悩みについて話しています。
YouTubeの仕組みを理解しやすかったですし、何より始めたばかりの頃の精神的な支えにもなりました。
他にYouTube指導をしている方もいますが、Dさん以外の動画はほとんど見ていません。
基礎固めの段階は1人の先生に教えてもらう方が良いと判断しました。
1000人達成にかかった時間
ちなみに私は登録者1000人になるまで2年間かかりました。
2020年10月に1本目の自己紹介動画を公開し、2022年11月に1000人に到達しました。
YouTubeは伸びるまでに時間がかかるとは聞いてましたが、実際に経験してみると本当に長かったです。
補足すると、私は動画を定期的に公開できていませんでした。
2020年に何本か作って間が空き、2021年8月から再開。
それ以降も時間がある時期に、動画をぽつぽつ公開していました。
YouTubeでは定期的に更新することがポイントと言われているので、週1ペースで更新できていればもっと早かったと思います。
また動画編集は自分でやりました。
外注した方が早いのでしょうが、個人的に編集に興味があったのでやってみました。
慣れない作業は大変でしたが、それでも楽しく取り組めたと思います。
小さくコツコツ続けよう
YouTube後発組がこれから動画を伸ばそうと思ったら、ある程度の労力と胆力が求められます。
それでもコツコツ続けることが大切なので、再生数を気にせず、身近な人に向けた動画づくりに集中しましょう。
動画がたくさんできれば、それらを使って既存のレッスンサービスを充実させることも可能です。
YouTubeを活用して、自身のビジネスを充実させていきましょう。