雑談力を鍛える方法
- 2024/9/11
- コミュニケーション
雑談力は鍛えられる
初対面であったり、人柄をあまり知らない人と話す時、何を話したらいいか困ってしまうことがありませんか。
私も以前は、自己紹介をきっかけとして自分のことなら話せるけど、そこからどう話を膨らませたらいいか分からなくなってしまいました。
相手に質問しようと思っても、この人に何を聞いたらいいかが分からない。
また知らないことを言われた時に、どう反応したらいいかも分かりませんでした。
会話が途切れると気まずい雰囲気にもなるので、できるだけそうならないようにしたいものです。
今は雑談力を鍛えたことでそういったことは少なくなりました。
囲碁を教える立場として色んな方とお会いするので、仕事にも大きく影響したと思っています。
私が雑談力を鍛える上でどういった点を意識したか。
実際にやっていた方法を紹介します。
オウム返し
おすすめの方法は、会話の中で「オウム返し」を意識することです。
会話術の本などでも、よく紹介されている方法だと思います。
オウム返しとは、相手が言ったことをそのまま返す方法です。
相手が「この間久しぶりに渋谷に行ったんですよ」と言ったら、「へぇ、渋谷に行ったんですか」と返すように、「そういえば〇〇でね」と言われたたら、〇〇に注目して返すのです。
こうして文字にするととても味気ないですが、オウム返しは「あなたに興味を持っていますよ」というメッセージを姿勢で伝えられます。
私がオウム返しを知ったきっかけは、音声プラットフォームのVoicyの経沢香保子さんが話す配信で、会話術について話す回を聴いたことでした。
またちょうどその頃に知人からもオウム返しを勧められ、そんなに良いならやってみようと思いました。
具体的なやりとり
最初は難しいことを考えず、単純に会話に取り入れてみてください。
慣れてきたら相手の単語に注目し、その上で質問を加えてみましょう。
以下のようなイメージです。
相手:この間久しぶりに渋谷に行ったんですよ
自分:へぇ、【渋谷】で【買い物】ですか?相手:人気のお寿司屋さんに食べに行ったんです。
自分:【人気のお寿司屋さん】!どんなところですか?相手:5千円で食べ放題っていうユニークなお店なんです。コスパ最高ですよ!
自分:【食べ放題】ってすごいですね!お店の名前知りたいです。
こんな感じで、相手が言った単語を起点にオウム返していきます。
文字にするとわざとらしいですが、実際にやってみるとテンポの良い会話ができるでしょう。
会話はキャッチボール
当時の自分もそうでしたが、会話が途切れてしまう方は、自分だけで話題を広げようと思い過ぎているのかもしれません。
会話で大切なのは相手とキャッチボールする感覚です。
自分だけで話題を投げようとせず、相手からも投げてもらうように心がけましょう。
その際にオウム返しを活用すれば、きっと相手の話をうまく引き出せますよ。
雑談力は鍛えられます。
人との会話やコミュニケーションに困っている人は、一度お試しください。